□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年08月08日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。7月米雇用統計を受けて、改めて金相場環境を考えてみます。今年の金価格は乱高下を繰り返しながらも着実に値位置を切り上げていますが、今回の雇用統計をどのように評価すればよいのかを検証します。 =================================== 7月米雇用統計を受けてドル買い・金売り優勢に、これはトレンド転換か? =================================== <不透明感が強い米金融政策環境> 米連邦準備制度理事会(FRB)は本当に追加利上げに着手できるのだろうか、できるとすればどの程度のペースになるのだろうか、マーケットでは明確な見通しを描けない状況が続いている。米実体経済の体力を示す経済指標は強弱まちまちの状態にあり、追加利上げを支持しているとも支持していないとも言える、中途半端な状況にある。世界経済もイギリスの欧州連合(EU)離脱問題を受けてのパニック化は回避されているが、欧州圏の一部経済指標は明確に下振れしており、先行きの見通しは必ずしも明るくない。中国を筆頭とした新興国経済の成長鈍化傾向にも変化はなく、どのような金融政策が妥当なのか強い気迷いムードが見受けられる状況にある。… … …(記事全文4,662文字)
