□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年06月17日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の短観です。完全な膠着状態に陥っているマーケットですが、今回は他商品市況が大きく値崩れを起こす中でもゴム相場が下げ渋っている背景を中心に検証してみます。 =================================== リスクオフ環境でもなぜ天然ゴム相場は下値を攻めきれないのか? =================================== <膠着化した国際ゴム相場> 東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、1㎏=150円の節目を挟んでの膠着相場になっている。4月27日の205.10円をピークとしたダウントレンドは維持されており、6月15日の取引では一時146.70円まで下値を切り下げている。しかし、急劇な円高環境にあっても年初来安値144.50円を下抜くには至っておらず、150円の節目水準に居心地の良さを感じている向きが多いことが窺える。出来高は5,000枚水準を辛うじて維持するレベルに留まっており、方向性の乏しさから積極的な売買が見送られていることが窺える。薄商いの中で取組高のみが急増しており、強気筋と弱気筋の双方が利益も損失も確定できず、仕切ることのできないポジションが積み上がっていることが窺える状況になっている。… … …(記事全文4,343文字)
