□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年06月09日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の短観です。今週に入ってから原油価格は再び年初来高値更新の動きを見せ、原油価格が依然としてピークアウトしていないことが確認されています。最近の原油相場の見方を解説します。 =================================== ナイジェリアの供給障害は長期見通しが必要、対話で解決する問題ではない =================================== <ドル安の追い風参考値> 原油価格が再び高騰している。5月の原油相場はカナダの森林火災に伴うオイルサンドの生産障害、ナイジェリアの武装勢力による石油施設攻撃に伴う減産などを受けて、4月末の1バレル=45.92ドルに対して、一時50.21ドル(5月26日)まで急伸した。その後は50ドルの節目到達に伴う目標達成感、カナダの森林火災収束などを受けて47.75ドル(6月1日)まで軟化したが、今週に入ってから改めて上値切り下げの動きを見せており、6月8日高値は51.62ドルに達している。これは、昨年7月16日以来の高値更新であり、マクロな視点では2014年前半の100ドル水準から今年2月11日の26.05ドルまで急落した後の反発局面が続いていると言うこともできる。安値からの上昇幅は25.57ドルであり、概ね三分の一戻しが達成された状況にある。… … …(記事全文5,595文字)
