□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年08月21日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の急落が続いていますが、今回はシェールオイル、OPEC、メキシコと産油国サイドの動向について紹介します。シェールオイルは原油相場の急落局面でどのような動きを見せているのか、OPECは更なる原油安を静観し続けるのか、メキシコのオプション契約はどうなったのかの三点になります。 =================================== シェールオイルの採算ラインは20ドル台へ、コスト・デフレの世界へ =================================== <1年前の常識が通用しないシェールのコスト論> 国際原油相場の値下がりが止まらない。NYMEX原油先物相場は、7月22日に1バレル=50ドルの大台を割り込んだが、その1ヶ月後となる足元では早くも40ドルの節目割れが打診されている。仮にこのまま40ドル台を割り込む事態になれば、リーマン・ショック後の最安値33.55ドルも現実的なターゲットとなり、約10年前の価格水準にタイムスリップすることになる。… … …(記事全文4,424文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)