□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年05月08日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金価格連動で上値が重いものの下げ渋る展開が続いているプラチナ相場ですが、ここにきて久しぶりにプラチナ需給関連の動きが報告されています。まだマーケットの関心は高いとは言い難い状況ですが、今後テーマ化されるようなことがあると、金価格との連動性が一時的に断ち切られる可能性もある問題です。最新状況を報告します。 =================================== ストで待遇改善を勝ち取った労組、リストラで対抗するプラチナ鉱山会社 =================================== <やはり過剰な待遇改善はリストラ圧力に> 南アフリカに拠点を置く世界2位のプラチナ鉱山会社ロンミンは5月7日、同社の全従業員の10%に相当する3,500人規模の人員削減を計画していることを明らかにした。同社のプレスリリースによると、「白金族金属(PGM)価格の低迷が続く中、会社と従業員を守るための(コスト)削減」としており、労働コストの10%削減のためには3,500人の人員削減が必要と解説している。 同社のBen Magara最高経営責任者(CEO)は、「鉱山業界は厳しい経済サイクルに突入しており、事業の建て直しと雇用保護のためには、難しい決断を下す必要がある」、「当社のこれまでのコスト管理は順調だったが、金属価格はコントロールできないものであり、更に(コスト)削減が必要」として、「総コストの60%を占める人件費の削減」に手をつける考えを示した。詳細については5月11日に発表を予定している中間決算で報告するとしているが、昨年の大規模な鉱山ストライキから間もなく1年が経過しようとする中、人員削減という強力なカードが俎上に上げられた格好になっている。… … …(記事全文4,217文字)
