□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年05月07日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の短観です。原油高の構造については様々な視点で分析が行われていますが、今回は少し角度を変えた分析を紹介します。需給については強気と弱気の分析が拮抗していますが、こうした中で原油高が進んでいるロジックを考えてみましょう。 =================================== WTI原油は60ドル台回復、本当にファンダメンタルズ要因なのかを考える =================================== <原油高の要因分析> NYMEX原油先物相場は、1バレル=60ドルの節目を突破し、昨年12月10日以来の高値を更新している。期近限月ベースでは4月に25.3%の急伸地合を形成したことで「買われ過ぎ」との指摘もあるが、投機筋の物色意欲が強く、戻り高値を更新する展開が維持されている。 こうした相場展開に関しては、需給面から様々な分析(=理由付け)が試みられている。例えば、米国のシェールオイル生産量や在庫統計はマーケットの関心が高く、これらのデータから足元の需給緩和状態を是正することが可能か否かの議論が行われている。また、サウジアラビアの大規模増産を受けて、石油輸出国機構(OPEC)の供給ショックへの対応力なども、最近は話題になり始めている。… … …(記事全文4,416文字)
