□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年04月29日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴ穀物相場について今回は大豆相場を中心に解説します。米国ではいよいよ2015/16年度産の作付け作業が本格化していますが、この時期の生産環境やシカゴ穀物相場動向を解説します。4月下旬はトウモロコシ安・大豆高と両市場が逆行した値動きを見せていますが、そのロジックを検証してみましょう。 =================================== 米国産穀物の作付け環境は良好、トウモロコシ安・大豆高の要因分析 =================================== <トウモロコシの作付け作業は順調に> CBOT大豆先物相場は、1Bu=950~1,000セント水準で方向性を欠く展開になっている。 4月10日には944.50セントまで値地位を切り下げ、昨年10月21日以来の安値を更新した。シカゴ穀物相場は2015/16年度の天候相場期を迎えているが、少なくとも4月上旬の段階では下値切り下げ傾向が維持されていたことが確認できる。しかし、その後は950セント割れでの目標達成感からファンドのショートカバー(買い戻し)が膨らみ975セント水準まで切り返すなど、明確な方向性を打ち出し切れていない。950セント割れは約半年ぶりの安値更新を意味するが、そこからトレンドフォローで更に売り込む動きまではみられず、逆にリバウンド局面を迎えている。… … …(記事全文4,154文字)
