□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年04月27日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ価格は3月下旬から4月上旬にかけて強力な切り返しを見せましたが、気づいてみれば再び年初来安値が警戒される値位置まで急反落しています。プラチナ相場の現状と今後の展望について、Reutersのアナリスト調査、南アフリカのプラチナ生産環境などを中心に検証します。 =================================== 上昇期待を裏切り続けるプラチナ相場、アナリストも楽観的に過ぎた相場 =================================== <株高に逆行して下げるプラチナ相場の実力> NYMEXプラチナ先物相場は、4月6日の1オンス=1,188.20ドルをピークに、24日の取引では1,118.30ドルまで値位置を切り下げ、3月31日以来の安値を更新している。東京商品取引所(TOCOM)の円建てプラチナ相場も、4月13日の1グラム=4,578円をピークに、本日(27日)安値は4,300円台前半となっており、年初来安値(4,271円、3月19日)更新も時間の問題になりつつある。 グローバル・マーケットに目を向ければ、世界の主要株価指数は軒並み上昇しており、景気減速懸念が強まる米株式市場でさえ、ダウ工業平均株価が過去最高値まで残り1.2%の距離まで迫っている。世界経済は様々な問題を抱えているが、マクロな視点では経済活動が緩やかなペースで勢いを取り戻す一方、主要国の緩和マネー供給は続いており、リスク投資には間違いなく「追い風」が吹いている。そして、株式市場はこうした「追い風」の恩恵を受けている。… … …(記事全文5,274文字)
