□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年04月24日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今月はG20財務相・中央銀行総裁会議に続いて、アジア・アフリカ会議が行われました。いずれも中国のアジアインフラ投資銀行が大きなテーマになりましたが、中国の人民元国際化の動きが本気であることが周知されるにつれ、マーケットでは人民元の信認を高める切り札として、金保有量のデータを公表するのではないかとの観測が広がっています。前回のデータ公表から6年が経過していますが、中国の金準備を取り巻く環境について解説します。 =================================== 人民元のSDR採用問題、中国は秘密にされた金保有高のカードを切るのか =================================== <G20に続いてアジア・アフリカ会議も中国が主役に> 4月23日、60周年を迎えたアジア・アフリカ会議が閉幕した。国内メディアでは安倍首相の演説に過去のお詫びが含まれるか否かといった必ずしも建設的ではない議論ばかりが注目を集めたが、国際的には経済成長を遂げたアジア・アフリカ諸国がどのような形で経済連携を強めていくのかが問われた会議になった。 アジア・アフリカ会議は元々、植民地支配から脱却した新興独立国の非同盟運動だった。しかし、東西冷戦時代が終わって非同盟の意義が薄れる中、急激な経済成長を遂げたアジアと経済発展の高い潜在力を有したアフリカとをあわせた多国間枠組への進化を着実に遂げている最中である。… … …(記事全文4,427文字)
