□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年04月22日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。中国人民銀行が預金準備率の大幅な引き下げに踏み切ったことが、上海ゴム相場を刺激しています。こうした中国の政策が天然ゴム市況に及ぼす影響を検証した上で、先週末から生産地で見られる新たな動きについても解説を行います。これまで、タイを筆頭とした生産国の市況対策は十分な効果を上げることができていませんが、こうした中で生産者が自ら市況対策に向けて動き始めています。これまでの延長線上にない動きであり、まだ不確かなことも多い動きですが、最新状況をレビューします。 =================================== 天然ゴム相場の低迷に業を煮やした生産者、SICOMでスクィーズ狙いか =================================== <上海市場主導でゴム相場は安値から切り返す> 東京天然ゴム先物相場は、4月9日の1kg=194.00円をボトムに、足元では200~210円のレンジまで切り返す展開になっている。 3月下旬から4月上旬にかけては、個人投資家やファンドの買い玉整理の動きが上値を圧迫し、1月21日以来の安値を更新していた。需給環境に特に何かネガティブな材料が浮上した訳ではなかったが、東京商品取引所(TOCOM)では3月25日時点で非当業者のネットロング(買い越し枚数)が1万枚の大台に乗せていたことが確認されたことで、その後は短期的な買われ過ぎ感を解消する形で、調整売りが優勢になった。ネットロングの推移をみてみると、3月25日の1万0,777枚をピークに、4月1日7,468枚、4月8日3,740枚、4月15日1,003枚と、3週連続で強気スタンスを修正する動きが見受けられる。… … …(記事全文4,488文字)
