□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年04月21日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。日本では桜の開花シーズンが終わり始めていますが、米国ではトウモロコシの作付けシーズンがスタートしています。これまでは、2014/15年度の需給(特に需要)動向がテーマになっていましたが、今後は15/16年度の生産環境に一喜一憂する天候相場になります。気象環境の予測は困難ですが、始まったばかりの天候相場の最新状況を解説します。 =================================== 米国産トウモロコシの作付け作業がスタート、天候から方向性を探る時期 =================================== <トウモロコシの作付けは、遅れを取り戻す> 4月も中旬に差し掛かる中、米穀倉地帯ではトウモロコシの作付け作業が本格的に始まっている。まだシカゴ周辺では降雪も観測されるなど、最低気温が氷点下となる地域も少なくはない。ただ、トウモロコシ生産地の多くで発芽に必要な最低地温(摂氏10度前後)を上回り始める中、南部のみならず中西部の主要生産地でも、作付け作業が活発化している。10月中旬~11月中旬の収穫期に向けて、これから半年間にわたる天候相場のスタートである。 米農務省(USDA)の「Crop Progress(クロップ・プログレス)」によると、4月19日時点の作付け進捗率は前週比+7%の9%となっている。4月12日時点では、前年同期の3%、5年平均の5%をともに下回る2%に留まっていたが、13~19日の週は乾燥した天候に恵まれる日も見られたことで、一気に前年同期の6%を上回り、5年平均の13%に迫る動きを見せている。… … …(記事全文4,058文字)
