□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年04月02日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。1~3月期の貴金属市況のパフォーマンスを振り返った上で、どのような理由で相対的に強気・弱気の相場環境が実現したのかを検証します。主にプラチナとパラジウム市場の分析になりますが、ドル高環境の中でそれぞれの貴金属市況がどのような動きを見せたのかを振り返ってみると、見えてくることもあるでしょう。 =================================== 第1四半期の貴金属市況を振り返る、パフォーマンスに違いが生じた理由 =================================== <Q1はPGMの低パフォーマンスが目立つ> 2015年の第1四半期(1~3月期)が終了したが、貴金属セクターではCOMEX金先物が前期比-0.1%、COMEX銀先物が同+6.4%、NYMEXプラチナ先物が同-5.5%、NYMEXパラジウム先物が-7.9%と、PGM(白金族貴金属)相場の地合の悪さが目立った。 需給面からプラチナとパラジウムに対しては根強い上昇期待が存在するが、ドルインデックスが前期比+8.8%の急伸地合を形成する中にあって、金・銀相場は一定の底堅さを示す一方、PGM相場は素直に売り込まれたことが明確に確認できる。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ着手時期を巡る思惑から金融市場は不安定な地合を強いられ、ダウ工業平均株価は前期比-0.3%とほぼ横ばい推移に終わっている。… … …(記事全文3,986文字)
