□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年03月27日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の短観です。基本的な相場環境はこれまでと大きく変化していませんが、今週はタイヤメーカー・ミシュランの調達部門責任者が天然ゴム価格をどのようにみているのか、珍しい情報が得られました。これまでの当レポートの分析を裏付けるような内容でしたが、需要家サイドのゴム相場に対する見方を解説します。 =================================== ミシュランの調達責任者は、天然ゴム価格をどのように見ているのか? =================================== <納会前後に瞬間的な上昇圧力がみられたが・・・> 東京天然ゴム先物相場は、1kg=210円水準での保ち合いを経て、やや上値を切り上げる動きを見せている。需給環境・見通しに特段の変化が生じている訳ではないが、3月25日に3月限が前日比+3.80円の216.30円と高納会になったことを受けて、強気の買いが膨らんだ模様。受け渡し枚数が669枚(3,345トン)と2014年8月以来の高水準に達したことも、現物市場の荷動きが活性化しているとのイメージにつながっている。 もっとも、納会での受け渡し枚数が増えたのは、専らシッパー同士の売買の影響とみられ、特に実需が膨らんだ結果とは評価されていない。高納会になったのも、必ずしも現物の引き合いが強かった結果かは疑問視され、納会後は寧ろ上げ幅を削る動きを強めている。… … …(記事全文4,384文字)
