□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年03月05日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 ドル建て金相場は1,200ドルの節目を挟んで膠着気味の展開になっていますが、現在の値位置をどのように考えれば良いのかを検証します。特に、明日夜には米雇用統計の発表が控えていますが、金相場が雇用統計どのような項目に注目しているのかや、最近の現物市場関連の動きなどを読み解きます。 =================================== 米雇用統計発表前夜の金相場、現在の値位置の意味と今後の焦点について =================================== <1,200ドル水準で膠着気味の金相場> COMEX金先物相場は、1オンス=1,200ドルの節目を挟んだ値位置で膠着気味の展開を強いられている。1月22日の1,307.80ドルをピークに強力なダウントレンドを形成してきたが、3月6日に米労働省から2月分の雇用統計が発表されるのを前に、一方にポジションを大きく傾けるのが警戒されている模様。戻り売り基調は維持されているが、1,200ドル台を割り込むと押し目買いやショートカバー(買い戻し)が入り易く、明確な方向性を打ち出せていない。 今月は3月17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えているが、そこでどのような政策スタンスが示されるのか、その手掛かりを雇用統計に求める向きが多いためだ。事前の市場予想では、非農業部門就業者数は前月比+23.5万人となり、前月の+25.7万人からは増加幅が縮小するものの、安定的に月間20万人超の雇用創出を行う力があることが再確認される見通し。… … …(記事全文4,057文字)
