□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年02月26日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。2月のプラチナ相場は昨年12月安値を下抜き、ダウントレンドがなお持続中であることを明確に示しました。需給環境からは強気論が優勢な状況に変化は見られませんが、それでもプラチナ相場の底打ち論が盛り上がらない理由について検証します。 =================================== プラチナ価格の底値論が盛り上がらない理由、昨年の経験と新興国通貨安 =================================== <100ドル幅の急落も、割高感残る> NYMEXプラチナ先物相場は、1オンス=1,200ドルの節目を完全に下抜き、2月下旬は更に1,150ドル割れを打診する展開になっている。これは2009年7月以来の安値であり、白金相場の地合の悪さが再確認できる状況にある。 マーケット全体に目を向ければ、ギリシャ債務問題の先送りに成功したことで、投機マネーはリスク選好性を強めている。例えば米国株は先週後半から過去最高値更新局面に再突入しており、日経平均株価も1万7,000~1万8,000円水準での約3ヶ月半にわたる保ち合い相場を経て、早くも1万9,000円にトライする動きを見せている。しかし、プラチナ相場はこうした追い風を受けて安値是正に失敗しているのみならず、逆に下値切り下げ傾向が維持されている。… … …(記事全文4,803文字)
