□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年02月18日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。2月のTOCOM天然ゴム先物相場は、総じて戻り歩調を形成し、年初来高値更新から更には約10ヶ月ぶりの高値更新にまで成功しています。年初から急落していたゴム相場に何が起きているのか、東京・上海・タイなどの動向を見比べながら、真相に迫ります。 =================================== 2月のTOCOM天然ゴム価格上昇を読み解く、複雑なロジックではない =================================== <東京ゴムは約10ヶ月ぶりの高値圏へ> 東京ゴム先物相場は、1月末の1kg=195.90円に対して、足元では220円水準まで値位置を切り上げている。2月16日高値は223.90円に達しているが、これは昨年4月9日以来の高値を更新したことを意味する。 天然ゴム需給環境・見通しに何か大きな変化が生じている訳ではないが、1)中国の旧正月入りを前にしての在庫手当の動き、2)原油価格の反発傾向、3)円安に伴う輸入価格の押し上げなどが、東京ゴム相場の高値更新を正当化した模様だ。取組高は2月3日の2万9,035枚をピークに17日時点では2万5,431枚まで減少しており、ゴム相場の積極的な押し上げを意図した投機マネーの流入までは確認できない。ただ、弱気筋がポジション整理を進めたことが、天然ゴム相場の反発を可能にさせたとみている。… … …(記事全文4,951文字)
