□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年02月06日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 2月の天然ゴム市況はやや強含みに推移していますが、トレンドとしては相変わらずボックス相場圏内での値動きになっています。基本的な相場環境・見通しは前回レポートから特に大きく修正していませんが、今回は天然ゴムの季節要因、サヤ動向、タイの最新状況などに焦点をシフトして、天然ゴム市況を検証します。 =================================== 介入効果の息切れに焦燥感を強めるタイ政府、天然ゴム価格は安値安定か =================================== <居心地の良いボックス相場> 天然ゴム相場は、方向性の定まらない不安定な展開が続いている。東京ゴム先物相場の場合だと、1月21日の1kg=190.90円をボトムに2月4日には209.80円まで、累計で18.90円(9.9%)のを見せた。しかし、その直前には1月6日の215.50円をピークに24.60円の急落となっていた相場であり、「積極的に買われた」というよりも、「安値を是正した」との評価が妥当とも言える値動きになっている。 もう少し期間を長めにしてみてみると、昨年10月下旬からは190~210円をコアとしたボックス相場が続いており、結局はその中で乱高下を繰り返しているに過ぎない。本稿執筆時点だと、50日移動平均線が201.60円、100日移動平均線が196.50円、200日移動平均線が200.10円であり、中長期のトレンドラインも200円の節目前後に集中し、この価格水準に居心地の良さを感じている向きが多いことが窺える状況になっている。… … …(記事全文4,493文字)
