□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年02月04日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 今日は久しぶりにコーヒーと砂糖相場を取り上げます。東京商品取引所では2月1日から砂糖先物相場の取引休止が決まり、ロブスタコーヒー、アラビカコーヒーに続いて、砂糖相場も事実上は国内市場から姿を消しました。ただ、コーヒーや砂糖相場の動向は他マーケットを考える際にも大きなヒントを与えるため、今回はここ2~3ヶ月の相場動向を中心に、ソフトマーケットがどのような論理に支配されているのかを検証します。コーヒーや砂糖相場から、見えてくる資源全体の共通テーマもあります。 =================================== 綱渡りの需給でも伸び悩むコーヒー / 従来の採算コストを割り込む砂糖 =================================== <コーヒー需給は本当に緩和しているのかという疑問> ICEコーヒー先物相場は、1ポンド=160~180セントをコアとしたボックス圏で乱高下を繰り返す不安定な値動きになっている。足元の需給逼迫で160セント割れに対する警戒感は根強い一方、改めて本格的に買いを入れるようなテーマ設定も難しく、過去1年のボックス下限付近で方向性に乏しい相場展開が続いている。 南米の旱魃でブラジル産コーヒー生産環境の悪化が強く警戒された昨年10月には、一時225.50セントまで値位置を切り上げていた。しかし、その後は生産地の土壌水分環境改善と歩調を合わせる形で値位置を切り下げ、チャート的にはブラジル発の供給懸念で切りあがったネックライン割れを打診する状況にまで地合は悪化している。… … …(記事全文4,980文字)
