□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年02月03日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 プラチナ相場は年初からの急伸地合が一服し、1月下旬以降は再び上値の重い展開を強いられています。基本的な相場ロジックはこれまでと変わっていないと考えていますが、短期的な相場動向を支配するロジック、プラチナ鉱山会社の10~12月決算の注目ポイントなどを中心に検証します。 =================================== プラチナ鉱山会社10~12月決算、ジンバブエで不穏な動きが報告される =================================== <独自色乏しいが、金・白金スプレッドは更に拡大> NYMEXプラチナ先物相場は、1月22日の1オンス=1,290.30ドルをピークに、足元では1,200~1,250ドルのレンジまで小幅値位置を切り下げている。プラチナ価格形成を主導している金価格の上昇傾向が一服する中、金相場同様にプラチナ相場でも利益確定の手仕舞い売りが先行した結果である。ただ、改めてプラチナ相場を本格的に売り込む動きが強くなっている訳でもなく、現行価格は昨年11~12月のレンジに回帰したに過ぎない。 年初からは原油相場急落に刺激された金融市場の不安定化を背景に、金価格主導で貴金属市況は総じて強含みの展開になった。しかし、こうしたリスク回避的な投機マネーの動きが一服し始める中、急伸再開前の価格水準に逆戻りしているのが現状である。その意味では、「往って来い」の一言で総括できる相場環境になっている。… … …(記事全文4,575文字)
