□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年01月29日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 今年最初となるFOMCが終了しました。今月はECBが量的緩和に踏み切るなど世界的には緩和ブームともいえるような現象がみられますが、昨年のドル建て金相場を大きく押し下げた米金融政策はどのような状況・トレンドにあるでしょうか。声明文の文言を一つずつ確認して、金価格に対するインパクトを検証します。 =================================== 経済一人勝ちの米国は金融政策でも我が道を歩む、その時の金相場は? =================================== <米経済一人勝ちで、わが道を歩む> 1月27~28日、2015年に入ってから最初の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催された。 1)世界経済の減速圧力と2)原油相場急落に刺激されたインフレ低下圧力を受けて、世界の中央銀行は金融政策スタンスの軸足を徐々にではあるが緩和方向にシフトさせている。欧州中央銀行(ECB)が22日の政策会合で量的緩和の導入を決定したのがシンボリックだが、21日にはカナダ中央銀行が0.25%の利下げ、28日にはシンガポール通貨庁(MAS)が金融緩和に踏み切るなど、特に低インフレ圧力に対する対応を迫られるトレンドが形成されている。イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)では利上げ主張の声が消え、オーストラリアやニュージーランドに対しても、利下げ観測がくすぶり始めている。… … …(記事全文5,094文字)
