□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年01月27日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 年初から上昇トレンドを形成してきたプラチナ相場ですが、ここにきてやや調整圧力が強くなっています。基本的な相場環境はこれまで報告してきたことと変わっていませんが、プラチナ市場における最新動向を解説します。ゴールドマン・サックスが貴金属市況をどのように見ているのかを中心に、プラチナ価格形成を支配しているロジックを読み解いてみます。 =================================== ゴールドマンのプラチナ価格予想を読み解く、価格を支配する論理とは? =================================== <金価格との強い相関が続く> NYMEXプラチナ先物相場は、引き続き金価格と強い連動性を維持した相場展開になっている。年初からのドル建て金とプラチナの相関係数(-1~+1の間で両係数の相関度を示す)は+0.97と極めて高いレベルを維持しており、年初からは0.96~0.98の極めて強い価格連動状態で固定された状態になっている。プラチナ需給に関して全く材料が存在しない訳ではないが、現段階では金価格との連動性を断ち切る程に大きなインパクトのあるものは、ポジティブでもネガティブでも、見当たらないということだ。 このため、短期スパンでは金価格とプラチナ価格とで、違った方向性を見る必要性は乏しい。投機マネーの防衛的な動きが続けば「金>プラチナ」、逆にリスク選好性が強まれば「プラチナ>金」傾向が強まる程度の違いしか見出すことはできない。… … …(記事全文4,288文字)
