□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2015年01月14日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。年初からドル建て金相場の堅調地合が続いています。原油相場急落という強力な逆風が吹き荒れていますが、教科書的な解説では理解できない堅調地合になっています。米雇用統計、現物市場の動向など、最近の金相場を取り巻くトピックを検証してみます。 =================================== インフレ期待が低下するも、ドル建て金相場は2ヶ月ぶりの高値更新 =================================== <投機マネーが金市場に退避する動き> COMEX金先物相場は、昨年末の1オンス=1,184.10ドルに対して、1月13日の取引では一時1,244.50ドルまで上値を切り上げ、昨年10月23日以来の高値を更新している。昨年12月以降の株式相場が乱高下を繰り返す不安定な地合に陥る中、「安全資産」に資金を退避させて様子を見たいとのニーズが、金価格をサポートしている。 米商品先物取引委員会(CFTC)の発表している建玉報告(COTレポート)によると、大口投機筋(Non-Commercials)のネットロング(買い越し枚数)は、昨年12月23日の11万0,910枚に対して、同30日が11万5,837枚、1月6日が12万2,178枚と、2週連続で増加している。決して高いレベルではないが、投機マネーのフローは金価格に対して明らかにポジティブ方向に傾いている。… … …(記事全文4,670文字)
