□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年10月18日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。10月の穀物相場は膠着気味の展開が続いています。しかし、米政府機能の再開を受けて今後はUSDA関連統計の発表再開を控える中、徐々に新たなトレンドが形成され易い相場環境に移行しています。そこで今回は、今後発表が再開されるUSDA統計を前に、現在がどのような相場環境にあり、今後は何が注目されるのかを確認しておきたいと思います。また、再生燃料政策を巡る市場観測についても、簡単にポイントを解説します(3,701文字)。 =================================== 膠着化する穀物相場、USDA統計の発表再開を前に確認しておきたいこと =================================== 米農務省(USDA)は10月17日、10月分の需給報告(WASDE)については発表を見送る方針を固めた。米議会における連邦債務上限引き上げ、暫定予算案成立を受けて政府機能の復旧は急ピッチに進んでいるが、9月下旬以降は産地調査が行われておらず、信頼性のある統計を発表できるような状況にないことを考慮すれば、妥当な決断と言えるだろう。 10月7日と15日の「クロップ・プログレス」についても発表は行われないことになっている。10月18日に予定されていたフィード・ロット(畜牛頭数)については発表延期方針が示されるも、まだ具体的なスケジュールなどの発表は行われていない。これから過去数週間分の欠損データの収集・分析を進め、タイミングを見ながらレポートの公表を行っていくとしている。 まだ過去の輸出統計の補充があるのかなど分からないことも多いが、取りあえずはUSDA統計の発表が全く行われない異常事態は解消されることになり、徐々に穀物市場における売買高も増加していくことになるだろう。… … …(記事全文4,788文字)
