□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年10月17日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ生産大手アムプラッツのストライキが終結しました。今回のストライキがプラチナ需給見通しにどのような影響を及ぼしたのか、直接的・間接的な影響を確認してみます。相変わらず金価格との連動性が重視された相場環境になっていますが、余り詳細な動向が伝わっていないプラチナ需給環境を検証しましょう(4,017文字)。 =================================== アムプラッツのスト終結、プラチナ価格は無反応でも得られる情報は多い =================================== 10月のグローバル・マーケットは、米財政協議の進展状況に一喜一憂する不安定な環境におかれたが、漸く前進の兆しが見え始めている。財務省が債務上限引き上げ交渉の期限として指摘したのは10月17日だが、その前日の16日に議会上院で民主・共和両党の暫定合意が成立したことで、これまで同様に最終期限の数時間前というぎりぎりのタイムスケジュールでデフォルト(債務不履行)は回避できる可能性が高まっている。 共和党内では強硬姿勢を強めるティー・パーティー(茶会党)を中心に医療改革法や歳出削減で更に譲歩を引き出すべきとの意見も根強いため、最終的に下院でも両党の合意が成立するのかは不透明感が残る。ただ、既に交渉のための時間は残されていないだけに、時間切れが民主・共和両党の背中を押した形になっている。過去2年と同じ経緯を辿っており、米議会はここまで追い込まれなければ動くことができない機能不全に陥っていることが確認できる。 上院の暫定合意内容であるが、まずは来年1月15日までの暫定予算を編成することで、政府機能を復活させることになる。それと同時に、来年2月7日まで連邦政府活動を支えるのに必要な国債発行を容認することで、連邦債務上限も引き上げることになる。… … …(記事全文5,040文字)
