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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

10月の天然ゴム相場急落で、価格形成の主導権がどこになるのかを再確認

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年10月4日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の現状分析と展望です。7月から上昇トレンドを形成してきた天然ゴム相場ですが、10月に入ってからは約3ヶ月にわたって続いてきた上昇トレンドチャンネルを下抜いています。天然ゴム価格がどのように形成されているのか、最新の需給動向、今後の相場展望などを考察します。また、インドネシアで開催されたゴム業界会合の内容についても、簡単にヘッドラインとその評価を紹介します(3,254文字)。 ===================================  10月の天然ゴム相場急落で、価格形成の主導権がどこになるのかを再確認 =================================== 東京ゴム先物相場は、9月9日の1キログラム=290.30円をピークに今週は250円台中盤まで値位置を切り下げており、8月8日以来となる約2ヶ月ぶりの安値を更新している。 7~8月にかけて東京ゴムは急伸地合を形成したことで、マーケットは天然ゴム需給環境の改善を指摘する声も多く聞かれるようになった。特に中国のシャドーバンキング(影の銀行)問題を起点とした中国経済の減速が予想されていた程に深刻化しなかったことで、最大の天然ゴム需要国である中国の景況感・景気見通し改善が天然ゴム相場に対してポジティブに機能したことは否めない。 ただ、10月はあっさりと過去2ヶ月分の上げ幅を相殺する急落地合になっており、結局の所は当レポートでは何度も指摘してきたように、原油高が最大の押し上げ要因であったことが露呈する形になっている。要するに、エジプトやシリア情勢などをきっかけに急騰していた原油相場に連れ高しただけだったのである。
… … …(記事全文4,400文字)
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