□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年9月24日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FOMC後はの先週後半から今週初めにかけて、注目度の高い金融当局者が相次いで講演に出席しており、金融政策について言及しています。全体として発せられているメッセージの方向性が定まらずに混乱状況が続いていますが、金市場における米金融政策に対する評価は定まり始めています。主要当局者が何を語り、金市場がどのようなメッセージを受け止めているのか、金相場の現状と今後の展望を考察します(3,857文字)。 =================================== 米金融当局者の発言で混乱続くも、金市場のパニックは収束に向かう兆候 =================================== カンザスシティ連銀のジョージ総裁は9月20日、「将来の政策のシグナルを発信して、それに従わなければ政策意図が損なわれる恐れがある」と発言した。 9月17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では多くの市場関係者が債券購入プログラムの縮小開始を予測していたが、実際にはこうした期待が完全に裏切られたことに対して苦言を呈したものである。 バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、これまで2008年から続く量的緩和政策の終了時期を見据えて、政策調整に伴う金融市場の混乱を回避するために、マーケットとのコミュニケーションを重視する方針を示していた。実際に、5月段階では早くも「年後半の債券購入縮小」、「来年半ばの債券購入停止」というタイムスケジュールを提示し、これに沿った形で他の金融当局者からは9月FOMCでの債券購入縮小見通しが繰り返し示されていた。… … …(記事全文4,864文字)
