□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年9月20日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。穀物相場の現状と展望です。いよいよ米国産のトウモロコシと大豆は収穫期を迎えつつありますが、この時期の穀物相場の見方を解説します。季節トレンドが出易い時期になりますので、基本パターンを確認しつつ、サプライズ要因に備える考え方で良いと思います。また、フードスタンスを巡る米議会の動向についても、簡単に紹介します(3,762文字)。 =================================== 10月に収穫後のラリー期待も、まずは弱気材料の消化を進める必要性 =================================== 日本の生活保護制度は厚生労働省の管轄になるが、米国における類似制度であるフード・スタンプ(food stamp)は米農務省(USDA)の管轄になっている。フードスタンプは、正式には補助的栄養支援プログラム(Supplemental Nutrition Assistance Program:SNAP)と呼ばれており、低所得者に「健康で文化的な最低限度の生活を保障」(日本)するものではなく、「飢餓に対する安全網の提供」が主目的になっているためだ。 あくまでも栄養補助が目的になるため、アルコールなどの嗜好品に使用することはできず、カロリーのない水を購入できるのかさえ、議論の対象になる厳しい制度になっている(ちなみに水の購入は可能)。フードスタンプの転売による嗜好品購入といった問題が存在しない訳ではないが、日本のような手厚い保護制度ではないこともあり、USDA管轄の下で比較的平穏な運営が行われている。… … …(記事全文4,955文字)
