□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年8月30日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。東京天然ゴム相場は約3ヶ月ぶりの高値を更新しています。その構造を読み解いた上で、最大の生産国であるタイ国内の大きな動きについて紹介します。情報ベンダーなどをみると、安値に農家が抗議しているといった単純な解説が目立ちますが、実際にはタイの天然ゴム産業の行方を大きく変える可能性があるような重大イベントになっています。タイのコメ政策などとの比較から、タイの天然ゴム生産環境について検証してみます(3,077文字)。 =================================== 毒饅頭を欲しがるタイのゴム農家、コメ産業の二の舞だけは避けたい所 =================================== 東京ゴム先物相場は、6月25日の1kg=225.00円をボトムに、8月27日には一時279.60円まで値位置を切り上げた。2ヶ月で54.60円(24.3%)の上昇となっており、概ね3ヶ月ぶりの高値圏での取引になっている。今週後半はシリア情勢を巡るリスクマーケットの混乱を受けてやや調整圧力が強くなっているが、それでも270円台は維持しており、大きな値崩れは回避されている。 取組高は8月1日の1万9,467枚に対して29日には2万5,453枚まで急増しており、6~7月にかけて低迷していた天然ゴム市場に対して、投機マネーが流入していることが確認できる。… … …(記事全文4,127文字)
