□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年8月28日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シリア情勢を受けてリスクマーケット全体が不安定な地合を強いられています。特に中東情勢ということで原油価格の急騰が目立ちますが、シリア情勢の考え方についてポイントを絞ってまとめています。イラク戦争時との比較、シリア情勢以外の価格変動要因などについても検証します(3,177文字)。 =================================== 米国によるシリア攻撃のリスク高まる、急騰中の原油相場の行方は? =================================== 内戦状態が続くシリアで化学兵器使用疑惑が再燃する中、マーケットの関心は一気にエジプト情勢からシリア情勢にシフトした感が強くなっている。 エジプトでも治安当局によるムスリム同胞団への攻撃は続いているが、最新報道によると徐々に抗議デモは規模を縮小している模様であり、少なくとも内戦状態が更にエスカレートする事態は避けられそうな状況になっている。暫定政権は夜間の外出禁止令の実施時間を緩和するなど態度を軟化させていることも、抗議デモの脅威が後退していることを示唆している。暫定政権は2011年の民主化デモで退陣に追い込まれたムバラク元大統領を保釈するなど時計の針を急速に巻き戻しているが、治安当局の勝利という形で、同国の内戦状態は収束とまではいかなくても、膠着化が見える状況になりつつある。… … …(記事全文4,114文字)
