□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年8月23日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム市場は乱高下を繰り返す不安定な値動きになっています。需給環境に大きな変化が生じている訳ではありませんが、コモディティ市況全体の不安定な値動きと連動して、明確なトレンド形成に気迷いムードが見受けられます。そこで今回は、コモディティ市況全体のトレンドを巡る議論を確認した上で、最新の天然ゴム需給動向について報告します。総じてコモディティ市況全体のトレンドと連動した展開になっているため、天然ゴムの個別需給と同様にコモディティ市場を取り巻くマクロ環境に対しても注意が必要と考えています。なお、この議論は購買力指標としての金価格の行方にも影響すると考えています(3,276文字)。 =================================== 天然ゴム相場を決定付ける、商品市況はボトムを確認したという議論 =================================== コモディティ価格の指標となるCRB商品指数は、8月7日の280.64をボトムに同19日には294.04まで切り返し、4月2日以来の高値を更新した。しかし、今週に入ってからはやや調整圧力が強くなっており、22日終値では288.34まで反落している。 米債券購入プログラムの縮小を見据えて新興国市場からの資金引き上げ傾向が加速する中、これまで株安に逆行高となっていたコモディティ市況に対しても、漸く調整圧力が強くなり始めている。ただ、下げたといっても8月14日以来、6営業日ぶりの安値を更新したに過ぎず、7月30日以来の安値を更新しているダウ工業平均株価などとの比較では地合の強さが目立つ状況にある。… … …(記事全文4,407文字)
