□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年8月19日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ジョージ・ソロス氏の金市場撤退が話題になっていますが、7月と8月の金価格は総じて堅調に推移しています。この点に関しては様々な分析が行われていますが、メディア等で見掛ける解説には違和感が大きい状況です。「通貨としての金」という視点から、金相場の構造を再確認してみます。それによって、上昇シナリオ・下落シナリオの理解を深めることが出来ると思います(3,166文字)。 =================================== 7月・8月の金相場高の構造を読み解けば、9月以降の展望も見えてくる =================================== 米証券取引委員会(SEC)が8月14日に開示した資料では、「SPDR GOLD SHARES」の最大保有者である著名投資家ジョン・ポールソン氏のファンドが、4~6ヶ月にその保有残高の53%を売却していたことが確認された。 12年第1四半期以降は、金価格の低迷にもかかわらず4四半期(=1年)連続で2,183万7,552株(67.92トン)の保有高を維持し続けてきたが、6月末時点では1,023万4,852株(31.83トン)までポジションを圧縮しており、強気派の筆頭ファンドといえども、従来のポジションを維持し続けることができなくなったのが、4~6月期の1オンス=1,600ドル水準から一時1,200ドル台を割り込む急落相場だったという訳だ。… … …(記事全文4,349文字)
