□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年8月16日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。米金融緩和のいわゆる「出口論」からマーケット全体が不安定な値動きになっており、各資産価格の相関関係について整合性が取りづらい展開になっています。こうした中、天然ゴム相場がどのような値動きになっており、今後の注目ポイントは何なのか、生産地ではどうなっているのか、などを解説します(3,216文字)。 =================================== 株安に逆行するCRB商品指数高、天然ゴム相場はこの動きに連動している =================================== コモディティ価格の指標となるCRB商品指数は、8月7日の280.64をボトムに15日終値では292.45まで急伸しており、概ね一週間で4.2%の上昇率を記録することに成功している。これは終値ベースでは4月2日以来の高値であり、約4ヶ月にわたって続いてきた280~290をコアとしたボックス上限に差し掛かっている。 米国がいよいよ量的緩和政策の縮小に踏み切るとの観測が強まる中、先進国の株式市場は不安定な値動きを強いられている。ダウ工業平均株価の場合だと、過去最高値となる8月2日の1万5,658ドルから、15日終値では1万5,112ドルまで3.5%の急落となり、7月5日以降の上昇幅を完全に相殺してしまっている。CBOEのボラティリティ指数(恐怖指数)も7月8日以来の高値を突如更新しており、リスク投資に慎重なムードが広がり始めている。… … …(記事全文4,328文字)
