□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年8月8日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。7月にカナダで発生した原油を運搬する鉄道の脱線事故は大惨事を引き起こしましたが、その鉄道会社が破綻申請を行っています。カナダと北米の鉄道輸送環境を簡単に確認した上で、それが現在の原油需給動向にどのような影響を及ぼしているのかを検証してみます。原油価格は乱高下を繰り返す不安定な値動きになっていますが、最新動向を解説します(3,406文字)。 =================================== カナダ鉄道原油輸送会社は破綻するも、北米原油の流通構造は変化続ける =================================== モントリオール・メイン・アンド・アトランティック鉄道(MMA)は8月7日、カナダと米国の双方で破綻申請を行った。同社はカナダのサンドオイルを米国向けに鉄道輸送する業務を行っているが、7月にカナダのケベック州で死者47人に上る大規模な脱線・爆発炎上事故を発生させたことで責任追及の動きが強くなっていた最中での、破綻申請となる。 同社のBurkhardt最高経営責任者(CEO)は、事故直後から機関士が手動ブレーキを掛け忘れたことが原因と認めており、警察も7月25日には訴追のための証拠固めが終わったと発表していた。しかし、同社にはこの事故に伴う賠償請求に対応できる能力がないとして、今回の破綻処理を決定したと発表されている。… … …(記事全文4,483文字)
