□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年7月30日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。サウジアラビアのアルワリード王子が、5月に国王や主要閣僚宛に送付した書簡を公開しました。シェール革命の影響について、産油国内でも議論が錯綜していることが確認できる状況です。一方、足元の原油価格は急騰地合が一服していますが、その背景や今後の展望についてWTI原油とブレント原油の双方について検証します(3,155文字)。 =================================== サウジ・アルワリード王子、シェール革命のダメージを警告するも =================================== サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子は7月28日、Twitterのアカウント上でアブドラ国王、ヌアイミ石油鉱物資源相、財務相などに宛てて送付した文書を公開した。 アルワリード王子は米国のシェール革命などで石油輸出国機構(OPEC)加盟国に対する原油需要が「継続的に減少する」時代を迎える中、「殆ど全てを石油に依存することは、我が国にとって継続的な脅威になる」として、経済の「多様化」を進める必要性を強く訴えている。王子によると、「(サウジは)国家財政の92%を石油に依存」しており、「直ちに歳入の分散を進める必要がある」と、国王や当局者に強い警告を発した形になっている。… … …(記事全文4,227文字)
