□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年7月16日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金市場の現状分析と展望です。6月には200ドル幅の急落となった金相場ですが、7月は総じて戻りを試す動きが優勢になっています。一般的にはFOMC議事録の影響が指摘されていますが、同議事録発表前から金価格が反発していたことを考慮すれば、それ以外の要因にも注意が必要でしょう。最新の金投資環境、現物需給動向などについてポイントを絞って解説します(3,706文字)。 =================================== 中国の金価格、ロンドン市場に対して30ドルのプレミアム上乗せ =================================== COMEX金先物相場は、6月28日の1オンス=1,179.40ドルをボトムに、足元では1,200ドル台後半まで切り返す展開になっている。東京商品取引所(TOCOM)の円建て金先物相場も、6月28日の1グラム=3,750円をボトムに4,100円水準まで反発しており、6月の急落相場に対する調整圧力が強くなっていることが窺える。 前週(7月1~5日)のCOMEX金先物相場の上昇幅は64.90ドルに達しているが、これは昨年1月16日の週以来で最大である。6月に累計169.30ドルもの急落となっていたことを考慮すれば自立反発の域を脱したとは言い難いが、少なくとも売り方がショートカバー(買い戻し)に動いて当面の損益確定を進めたことは間違いない。… … …(記事全文4,880文字)
