□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年7月12日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。前日は比較的短期間の原油市況分析を行いましたが、本日は2014年の世界石油需給動向を検証してみます。今週はOPECとIEAが最新の月報を発表していますが、両機関がみている14年の需給見通しは比較的に通った内容になっています。シェール革命の行方、どのような需要環境が想定されているのかを確認しつつ、14年の原油需給のポイントを探ってみます。まだ細かいデータ分析を行えるステージには到達していませんが、市場コンセンサスがどの辺にあるのかを確認しておくことは有効でしょう(3,994文字)。 =================================== 2014年の世界石油需給見通しを考える、OPECとIEA月報の読み解き方 =================================== 7月10日に石油輸出国機構(OPEC)、11日には国際エネルギー機関(IEA)がそれぞれ7月の月報を発表した。基本的に原油相場にはネガティブな需給統計・需給見通しが示された形になっているが、マーケットの反応は必ずしも大きなものではなかった。 7月11日のNYMEX原油先物相場は前日比-1.61ドルの104.91ドルとなっており、その一因としてIEAの2014年需給見通しがネガティブになった影響が指摘されていることは間違いない。例えばBloombergの市況解説では、「米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことを嫌気し、ほぼ3週間ぶりの大幅安となった」と解説しているが、それと同時に「国際エネルギー機関(IEA)が来年の原油供給が需要よりも速いペースで延びるとの見通しを示したことも、売り材料になった」と指摘している。… … …(記事全文5,287文字)
