□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年4月22日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場のダウントレンドが継続しています。円安効果で一時的に戻りを試す展開も見られますが、下値は着実に切り下がっています。生産国は慌てて各種の市況対策を検討し始めていますが、なぜ大きな効果が確認できないのでしょうか。タイ政府とマーケットの考えが余りに異なることで、各種の市況対策がマーケットに無視される状況になっています。天然ゴム需給の現状・見通し、天然ゴム相場を考える際のポイントなどを解説します。(3,277文字)。 =================================== 新たな天然ゴム市況対策に意味が無いことを見透かされたタイ政府 =================================== 東京ゴム先物相場は、4月18日に一時242.60円まで値位置を切り下げ、昨年11月14日以来の安値を更新した。2月6日の337.80円をピークとするダウントレンドを継続しており、累計の下げ幅は95.20円(28.2%)に達している。特に目新しいネガティブ材料などがある訳ではないが、引き続きマクロな需給緩和見通しがゴム相場の上値を強力に圧迫する展開が続いている。 足元では、1ドル=100円の節目を試す円安を背景に、東京ゴム先物相場は250円台中盤まで切り返している。引き続き、円建ての東京ゴム相場に対して円安圧力は相場押し上げ要因として機能していることが確認できる。今後も円安傾向が継続すれば、東京ゴム相場に対しては一定の押し上げ圧力が継続することになるだろう。… … …(記事全文4,287文字)
