□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年4月15日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ドル建て金価格が12日、15日と急落していますが、その背景を5つのポイントに絞って解説します。何か突発的なネガティブ・サプライズで急落している相場ではないため、現状把握さえも難しい相場環境になっていますが、マクロな視点から5つの指標を紹介します。裏返せば、この5つの指標が売り方針の支持を止めた時が、金相場のボトム確認時期になります。現状分析が、そのまま今後の相場動向を考える際のヒントになるでしょう(3,647文字)。 =================================== ドル建て金相場急落が急落している5つの理由 =================================== 4月12日のCOMEX金先物相場は前日比-63.50ドルの1,501.40ドルと急落した。場中の安値は1,491.40ドルに達しており、2011年7月以来の1,500ドル割れとなっている。時間外取引では更に1,430ドル台(15日正午時点)まで値位置を切り下げており、昨年10月5日の1,798.10ドルをピークとしたダウントレンドは、既に350ドルを超える下げ幅を記録している。 とは言っても、何か特別に目新しいネガティブ材料があった訳ではない。Bloombergの市況解説をみても、「2011年7月以来の安値となり、弱気相場入りした。世界的な景気回復を背景に、ドルや株式を選好する動きが広がっている」との曖昧な解説に留まっており、なぜ1営業日で63.50ドルもの急落となったのか、納得のいく解説は行われていない。… … …(記事全文4,830文字)
