□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年4月5日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。穀物相場の現状と展望です。3月28日の四半期在庫発表後は下値切り下げ傾向が続いていますが、四半期在庫を受けてどこまで値下がりすれば、ショックは吸収したと評価できるのかを検証します。また、ここにきて新たに浮上してきた鳥インフルエンザの穀物相場に対する影響、南米産の供給環境などについても、ポイントを解説します。急激な円安圧力が強まる中、穀物需要家にとってはシカゴ相場の下落が是非とも実現して欲しい場面かもしれませんが、冷静に需給環境を見てみましょう(3,543文字)。 =================================== 四半期在庫ショックを吸収するも、鳥インフルエンザに直面した穀物相場 =================================== 穀物相場は1週間近くをかけて四半期在庫のネガティブ・ショックの吸収を進めてきたが、ここにきて鳥インフルエンザなど新たなダウンサイド・プレッシャーを受けることになり、未だに当面のボトムを確認するには至っていない。 CBOTトウモロコシ先物相場は、3月27日の737.75セントをピークに、4月4日安値は627.00セントに達しており、1週間で110.75セント(15.0%)の下げ幅を記録している。大豆先物相場も、3月28日の1,459.75セントをピークに4月4日安値は1,361.00セントに達しており、同じく1週間で98.75セント(6.8%)の下げ幅となっている。4月10日に米農務省(USDA)から4月需給報告の発表を控えているが、出来高を伴ったダウントレンドが維持されている。… … …(記事全文4,816文字)
