□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年3月27日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。膠着状態に陥っている天然ゴム相場の現状と展望です。現在の天然ゴム投資環境・需給環境を中心に、余り情報のない天然ゴム相場がどのような環境に置かれているのかを解説します。今後は生産国の市況介入が再開されるのかも注目される所ですが、この問題を考える上で余り注目されていない視点も紹介したいと思います。現在の天然ゴム相場を理解するには、時計の針を2005年まで戻すことが有効と考えています。大きな流れと小さな流れ、それぞれの視点から天然ゴム相場を検証してみましょう(3,237文字)。 =================================== 2005年のゴム相場高騰が、13年に生産国の輸出制限の効果を限定する論理 =================================== 東京ゴム先物相場は、275円の節目水準で膠着気味の相場展開になっている。他コモディティ市場と同様にキプロス起点で欧州債務問題が蒸し返されるリスクが上値を圧迫するも、2月6日の337.80円から3月18日の269.50円まで最大で68.30円(20.2%)もの急落相場となっていた反動もあり、売り圧力も鈍化している。 一段と売り込む決め手となる材料が見当たらないが、今年2月上旬までと同様に大きく買い進むテーマも設定できず、結果的にドル/円相場や他商品相場の動向を眺めながらの不安定な相場環境になっている。上下15円程度の値幅でポジション調整が続いている。… … …(記事全文4,384文字)
