□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年3月12日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。8日にUSDAが発表した3月需給報告を手掛かりに、トウモロコシ・大豆需給を再検証します。USDAは、米国産のトウモロコシ・大豆期末在庫見通しをともに据え置いたため、基本的な需給見通しに大きな修正は行われていません。ただ、水面下では項目別の数値に激しい修正があり、また修正が行われなかったということにも意味があるものがあります。USDAがどのような需給見通しを構築しており、それをマーケットがどのように受け取っているのか、作付け期直前の穀物需給見通しを解説します。メディアで報じられている統計上の数値だけをみていては分からない、その背後にあるUSDAの分析等を紹介します(3,844文字)。 =================================== 表面的なUSDA統計の数値だけでは分からない、最新の穀物需給見通し =================================== 米農務省(USDA)は3月8日、最新の需給報告(WASDE)を発表した。まもなく米穀倉地帯は2013/14年度の作付けシーズンを迎えることになるが、12/13年度の最新需給動向についてのUSDAの評価をみてみたい。 まずはトウモロコシであるが、米国産の期末在庫見通しは前月の6.32億Bu(在庫率は5.6%)から据え置きとなった。事前のマーケットでは6.49億Bu(レンジは6.27億~7.50億Bu)までの小幅上方修正が予測されていたため、その意味では若干のポジティブ材料と評価できる。… … …(記事全文5,160文字)
