□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年3月4日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴ大豆相場はボックス気味の相場展開が続いていますが、現状分析と今後の展望を行います。南米産大豆はいよいよ収穫期を迎えつつありますが、今年度のこの時期は「南米産の天候相場」というよりも、「米国産の需給相場」の色合いが強い相場展開になっています。注目すべきデータを幾つか紹介しながら、短期的な相場変動の構図を読み解きます。また、3月1日にはUSDAリスク管理局が、2013/14年度産の保険契約の保証価格を設定しています。余りマーケットでは話題になっていないようですが、ここで設定された価格水準の意味、今後の大豆需給・相場見通しに対する影響などを考察します。13/14年度産の作付け期まで約1ヶ月に迫る中、今後のイベントの消化仕方なども併せて解説しています(3,302文字)。 =================================== USDAリスク管理局が設定した保証価格で、大豆需給見通しはどう変わる? =================================== 2012/13年度産のハーベスト・プレッシャー(収穫に伴う現物供給圧力)が一巡した後のシカゴ大豆相場は、概ね米国産大豆の輸出成約環境と連動した展開になっている。 米農務省(USDA)の週間輸出成約高でみると、100万~150万トン/週水準に達すると1,500セント台乗せの機運が高まる一方、0~50万トン水準に留まると1,400セント割れが意識される傾向が確認できる。結果的には、昨年11月上旬から1,400~1,500セントをコアレンジとした展開が続いているが、その中でトレンドが上向きか下向きかの判断については、輸出環境分析がワークする相場環境と考えている。… … …(記事全文4,715文字)
