□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年2月27日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。バーナンキFRB議長の議会証言を受けて、戻り歩調にあった金相場の反発傾向が加速しています。バーナンキ証言の何が金相場の急反発を促したのか、ファンダメンタルズと内部要因を中心に、現在の金先物市場で生じている動きを解説します。特に、現在の相場環境では内部要因の変化が顕著なため、ファンダメンタルズ以外からの視点も重要と考えます。現状分析を通じて、今後想定される反発余地、急騰・急落シナリオなどを検証します。また、ゴールドマン・サックス社の最新の金相場見通しも併せて紹介します(3,683文字)。 =================================== バーナンキ証言が、金相場の急反発を促したロジックと今後の展望 =================================== 2月26日のCOMEX金先物相場は、前日比+28.90ドルの1,615.50ドルと急伸した。高値は1,619.70ドルに達しており、2月15日以来の高値を更新している。2月は、リスク投資環境の地合改善が「安全資産」に対する投資需要を後退させるとの見方から、1,650~1,700ドルのコアレンジを下抜き、短期間で100ドル幅の急落地合を実現していた。しかし、本日の上昇で概ねその半値戻しを達成した形になっている。 26日の急伸相場に関しては、同日午前(日本時間27日未明)に行われたバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院銀行委員会で行った議会証言の影響が指摘されている。BloombergのNY金市況だと「FRBのバーナンキ議長が米金融当局による資産購入の正当性を主張したことから、インフレヘッジとしての金買いが活発化した」と解説している。… … …(記事全文4,925文字)
