□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年2月21日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ドル建て金相場は、前週後半の軟調地合を引き継ぐ形で更に下げ幅を拡大する展開になりました。20日はややパニック的な急落相場となっていますが、何がこのような金相場の急落をもたらしたのか、主要項目に絞って解説します。また、これを受けてのアジア現物市場の最新動向、今後の反発シナリオなどについても併せて検証します(3,586文字)。 =================================== 金相場はQE3織り込み前の水準へ回帰、急落の理由と反発シナリオの検証 =================================== 2月20日のCOMEX金先物相場は、前日比-26.20ドルの1,578.00ドルと急落した。その後の時間外取引では更に1,550ドルの節目を試す展開になっており、昨年7月12日以来の安値を更新している。 2008年から開始された量的緩和政策(QE3)は、今や第三弾(QE3)を迎えており、米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシート(保有資産)は現在進行形で過去最高を更新中である。2008年前半は8,800億ドル(約82.4兆円)前後だったのが今や3兆ドル台に乗せており、米ドルの通貨価値が毀損される大きな流れには何ら変化が見られない。むしろ、QE3の下での月間資産購入量が850億ドルに達する中、その勢いは加速傾向にある。… … …(記事全文4,752文字)
