□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年2月12日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。連休明けのシカゴ大豆相場が急反発しています。2月はUSDA需給報告後に急落地合が続いてきましたが、何が相場のトレンドを転換させているのかを解説します。また、こうした動きが持続する可能性があるのか、メディアでは余り取り上げられていないブラジル港湾のトラブルなどについても、ポイントを絞って検証します。トレンドとしては1,400~1,500セントをコアとしたボックス相場が続いていますが、大豆需給の最新状況の解説・展望になります(3,607文字)。 =================================== ブラジルが大豆輸出を拡大するための港湾近代化、港湾労働者は徹底抗戦 =================================== CBOT大豆先物相場は、2月4日の1,498.00セントをピークに同13日には一時1,404.50セントまで値位置を切り下げるも、19日終値では1,470.25セントまでV字型の切り返しを実現している。米農務省(USDA)2月需給報告の発表と前後してポジション調整に伴う急落地合になっていたが、タイトな短期需給見通しが再評価された結果とみている。 特にインパクトが大きかったのが、USDAから中国向けに大豆12万トンの大口成約が報告されていることだ。数量そのものは決して大きなものではないが、15日には仕向け地不明で25万トンもの成約キャンセルが報告されていただけに、マーケットは「中国の米国産大豆買い付けは継続する可能性が高い」ことに安心感を強めている。… … …(記事全文4,847文字)
