□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年2月19日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。南アフリカのプラチナ鉱山で発生したトラブルについて、最新報告です。これまでは、鉱山会社と政府・労組との対立がクローズアップされていましたが、ここにきて新たな供給リスクが発生した形になっています。今回の事件の最新情報を確認した上で、それが白金需給に対してどのような意味を有するのかを確認します。更に、ズマ政権の新たな政策についても簡単にポイントを指摘します(3,639文字)。 =================================== 南アのプラチナ鉱山で発砲事件発生、昨年のスト発生時の状況に近づく =================================== 米市場がプレシデンツ・デー(President’ Day、初代大統領ワシントン誕生日)で休場となった2月18日、南アフリカのプラチナ鉱山で再び供給トラブルにつながりかねない混乱が報告されている。15日のプラチナ相場は、金相場の急落につれ安する形で一時1,671.10ドルまで値位置を切り下げていたが、18日のニューヨークタイム以降には再び1,700ドルの節目回復を試す展開になっている。 南アフリカの現地報道によると、プラチナ生産最大手アングロ・アメリカン・プラチナ(アムプラッツ)の鉱山で労組間の対立で衝突が発生したことで、12人が負傷したとされている。アムプラッツの発表によると、「警備員がゴム弾を発砲したことで鉱山労働者9人、警備員3人が負傷」しており、「現在は治療中で、いずれも生命の危険はない」とされている。… … …(記事全文4,840文字)
