□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年2月15日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。著名投資家ジョージ・ソロス氏が最近の円安局面で大きな利益を挙げたと報じられています。一方、14日に開示されたSECの資料では、昨年10~12月期に同氏が金ETFの投資残高をどのように修正したのかも明らかになっています。過去の残高推移などと併せて考えると、同氏がどの辺の金価格を「買い場」・「売り場」とみているのかが概ね推測できます。今回の開示資料に関してはメディアでも簡単に報じられていますが、過去との連続性で見ると、ジョージ・ソロスの金投資戦略が浮かび上がってきます。また、WGCが発表した2012年の金需給データについても、簡単に全体像をレビューしています(3,641文字)。 =================================== 円売りで勝利したジョージ・ソロスの見ている金の「買い場」と「売り場」 =================================== <13Fから考えるジョージ・ソロスの金投資スタンス> 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、著名投資家ジョージ・ソロス氏の投資会社ソロス・ファンド・マネジメントは、昨年11月半ば以降に円の下落に掛ける投資で、10億ドル(約929億円)近い含み利益を上げている。同社は日本株についても内部ポートフォリオの10%を占める規模まで投資を拡大させており、昨年秋以降の円安・日本株高で多額の利益を計上している模様だ。ソロス・ファンドに近い関係者は、これを「アベノミクスへの賭けだ」と証言しており、安倍首相の誕生による資金の流れに大きく賭けて、ソロス氏はまた投資家としての能力の高さを世界にアピールした形になっている。… … …(記事全文5,035文字)
