□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年2月1日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。円建ての米国産輸入大豆価格についての分析です。東京穀物商品取引所の売買は残り5営業日で、再来週には東京商品取引所(現東京工業品取引所)への建玉移管が行われます。こうした中、現在の円建て大豆相場がどのような状況に置かれているのか、シカゴ大豆相場の需給分析と併せて、マクロな視点から検証しています。脱デフレの波は真っ先に素材市況に押し寄せていますが、この状況下で大豆相場をどのように考えれば良いのかを紹介します(3,675文字)。 =================================== 食用油・醤油などに値上げプレッシャー、輸入大豆価格は08年来の高値 =================================== 日本政府は1月28日、名目経済成長率が物価変動の影響を除いた実質ベースを下回る「名実逆転」が、2013年度には16年ぶりに解消するとの見通しをまとめた。民間エコノミストには慎重論が大勢で実現可能性を危ぶむ声も強いが、実現すれば安倍政権が最重要課題に掲げるデフレ脱却に向けて大きく前進することになる。 デフレ脱却は景気回復に必要不可欠であることはほぼコンセンサスが形成されているが、金融緩和策主導の物価上昇には批判の声も強く、例えば30日に行われた安倍首相の所信表明演説に対する各党の代表質問では、民主党の海江田代表が「国民への副作用も無視できない」として、逆に物価上昇による国民経済へのネガティブな影響を強調する論陣を張っている。… … …(記事全文4,832文字)
