□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月30日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場は昨年9月以来の高値を更新し、着実に値位置を切り上げています。日々の市況解説では景気見通しの改善に言及するものが多く見受けられますが、実際の原油高の要因は少し異なります。少なくとも、市況解説で指摘されていることはサブ要因であって、メイン要因ではないと考えています。今回は、OPECバドリ事務局長の発言内容を解説しつつ、現在の原油相場環境に対する理解を深めたいと思います。シェール革命で原油安が必至と思われていたにもかかわらず、なぜ原油高が実現しているのかを検証します(3,198文字)。 =================================== OPECバドリ事務局長の発言を読み解く、シェール革命でも原油高の論理 =================================== 原油相場の堅調地合が続いている。NYMEX原油先物相場は、昨年12月中旬から上昇トレンドを形成しているが、1月29日の取引では昨年9月17日以来の高値を更新している。昨年10月後半から11月上旬にかけては85ドル台を割り込む場面もみられたが、その後は概ね半月で5ドルペースで値位置を切り上げ、直近高値は97.82ドルに達している。 ICEブレント原油先物相場も105ドル水準でボトムを確認し、足元では114ドル台まで値位置を切り上げている。105~110ドルを中心としたボックスを上放れしており、こちらも9月14日以来の高値を更新している。… … …(記事全文4,425文字)
