□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月25日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の現状分析と展望です。昨年11月下旬以降の東京ゴムは完全にドル/円相場に連動する展開になってきましたが、ここにきて円安効果が限定される傾向が強くなっています。特に、これまで東京市場に連動高となっていた上海ゴム相場が、ここにきて地合を悪化させていることは大きな変化と考えています。東京ゴムと上海ゴムの地合に微妙なズレが生じている理由を読み解くと、ゴム相場の現状と今後のテーマが分かり易くなるでしょう(3,197文字)。 =================================== 円安で急騰してきた天然ゴム相場、中国勢が高値拒否の動きを見せ始める =================================== 1月の東京ゴム先物相場は、期先ベースで概ね300~320円のレンジで揉み合う展開になっている。急激な円安からの支援を受け、1月11日には一時321.00円まで値位置を切り上げ、昨年4月11日以来の高値を更新した。ただ、足元ではドル/円相場が一段と上値を切り上げているにもかかわらず、東京ゴムは高値更新を目指すような動きがみられず、円安連動の上昇トレンドに一服感が浮上していることが窺える。 当限ベースでも、1月11日の取引では一時306.30円まで値位置を切り上げるも、そこから更に上値を試すような動きはみられず、足元では300円台を大きく割り込んだ価格水準での取引になっている。むしろ、1月の285~300円のレンジ下限付近の取引になっており、円安連動の急騰地合は一服、ないしは小康状態に入ったとみて良いだろう。… … …(記事全文4,269文字)
